八重黒龍【藤】は、
別名【牡丹藤】と呼ばれる八重の花を咲かせる
花色は【濃黒紫色】
花は、コロコロとしたブドウのような塊の【玉咲き】
花房の長さは、20~30cm程度です。
現存する藤品種の中で、唯一の八重咲き種
おしべ10本の大部分が花弁化し、美しく咲きます。
耐寒性が強く、マイナス25度まで耐えるようです。
気品ある香りを放ち、1本で充分存在感を感じさせます。
花言葉:「決して離れない」/「歓迎」
「優しさ」【藤全般】
開花時期は、4月下旬~5月上旬頃
2016年5月撮影
@有田巨峰村 吉田農園
当園『Base N』に植栽してる『八重黒龍:藤』は
未だ着花を確認できていません…。
マメ科フジ属に属するツル系の植物で、
ツルが右巻きの【フジ】と、左巻き【ヤマフジ】に分かれる
藤は、【万葉集】以前より、日本人に親しまれており、
【万葉集】では26首に詠われています。
【源氏物語】/【枕草子】/【平家物語】にも現れてます。
その昔、藤のツルから繊維をとり出して布を織り、
衣服に利用していたとの記載もあります。
現在では、【籠細工】に利用されたりしています。
現在の『藤棚』は、江戸時代より作られ始めたようです。
日本の名字にも、【藤】は多く利用されており、
藤を使った【家紋】も数多く存在しています。
和歌山県には、藤で有名な2つの名所が存在します。
◆日高川町の『美山の里 藤棚ロード』
◆有田川町の『有田巨峰村 吉田農園』の藤園
両方の【藤の名所】にうかがった結果、
個人的には、吉田農園さんの藤園が好みです。
全長200mに及ぶ平坦斜面に、
樹齢15~20年の多数の藤が植栽されており、
満開に咲く風景は壮観です。
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