立春を迎える頃に開花する白梅より遅れて、
淡いピンク色の梅花が咲き始めます。
八重咲きするその梅は、当園で誕生し
現在、品種登録手続きを進めている品種です。
白梅が一面に広がる梅の郷【三栖地区】で
一部に広がるピンク色は目立つ存在となってます。
淡いピンク色を表す和色に『乙女色』があります。
『乙女色:おとめいろ』を、【春色】に認定しました。
壱.『乙女色』の雑学
『乙女色【おとめいろ】』とは、
一般的に『鴇色【ときいろ】』と呼ばれる
鴇の羽のような、薄桃色/淡紅色を表します。
朱鷺色【あかさぎいろ】/鴇羽色【ときはいろ】/
本鴇色【ほんときいろ】とも呼ばれます。
トキ科『鴇【トキ】』が飛ぶ時に見える
風切羽/尾羽の【ごく薄い赤】を指してます。
濃度としては、『桜色』<『乙女色』<『桃色』
という位置付けになります。
江戸時代に染色の色名として誕生し、
現在も女性に人気の高い色となります。
鴇は明治初期までは各地にいる鳥でした。
20世紀に入ってから急激に減少し、
日本では2003年に【野生絶滅】しています。
出典:佐渡トキ保護センターより抜粋
弐.『乙女色の梅花【和夢なでしこ】』
【薄ピンク色】を表す和色は、
『桜色/薄紅梅/乙女色/桃花色』と多数あります。
『ミスなでしこⓇ』の女性的な名前繋がりから、
『和夢なでしこ』の花色を『乙女色』を表記しています。
梅【ウメ】は、バラ科サクラ属の落葉高木です。
【紀南地方】で生産されている代表的な実梅
【南高梅/古城梅/白王【小梅】/露茜 etc.】は
【白色の一重咲き:5枚からなる花弁】を、
発葉する前に開花させます。
※ミスなでしこⓇも【白の一重咲き】です
果皮が紫色の果実を着果させる『ミスなでしこⓇ』に
【花梅】を人工交配させて誕生したモノが
『ミスなでしこⓇGT』になります。
◆花色:【白×紅】の組み合わせ⇒【乙女色】に
◆花弁数:【花梅】を引き継ぎ【八重咲き】に
◆果実:果皮が紫色の果実
雄しべが【複数】あり、双子・三つ子着果
以上の特徴から、
特許庁へ2016年に『品種登録』申請し、
『和夢なでしこ』の名で出願公表されています。
登録手続きが進まれてます。
参. 梅【3系9性】の体系
『花色』
元々は、白花で果実収穫するモノであったが、
観賞用として品種改良で【色花】が誕生した
紅色は植物所有色素【アントシアニン】の
突然変異で、色素が定着したと考えられます
突然変異で誕生した特徴を活かすため、
梅は【接ぎ木】や【挿し木】で増殖されます
『花梅/実梅』
◆花梅:花の観賞を主目的とする系統
花色:白/桃/紅
◆実梅:果実収穫を主目的とする系統
花色:白/桃
区分は曖昧で、【花・実】両立する品種も存在
『一重咲き/八重咲き』
◆一重咲き:一重で丸い5枚の花弁を持つ
◆八重咲き:何枚も重なる花弁を持つ
※八重咲き=花梅ですが、一部に【実梅】が存在
八重の花弁は、雄しべが変化したモノと言われる
訪花昆虫を誘うために変化したと考えられている
『3系9性』
梅は大きく3系列に分類され、
花や枝の形状から、2~4性に細かく分類される
一般的には、【3系9性】と言われています
◆野梅系:野生【原種】に近い品種
花色は白が多く、香りが強いのが特徴
枝内の軸色に着色がないモノ
4性:野梅性/難波性/紅筆性/青軸性
◆紅梅系:野梅系からの変化種
枝・幹内の軸色や新芽が紅色となるモノ
中輪で紅色の花を咲かせるモノが多い
3性:紅梅性/緋梅性/唐梅性
◆豊後系・杏系:杏との自然交雑品種
豊後系<杏系 でより杏に近い性質で分類
2性:豊後性/杏性
◆李【すもも】との交雑品種は、
すもも梅として、別体系で区分される
品種登録を進めている『和夢なでしこ』は、
◆実梅なのに、乙女色で八重咲きする梅花
◆八房着果【双子・三つ子着果】する果実
◆果皮が紫色になる果実
以上のプレミア特性を持つ、稀少な品種です。
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lxbfYeaa (土曜日, 07 5月 2022 20:54)
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lxbfYeaa (土曜日, 07 5月 2022 20:56)
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