日々の農作業や農業経営に関する綴りを記しています。
2018年産の梅収穫期に、
後輩より借用し初めて使用した
コンテナ運搬カート【CC2】。
2019年産の梅収獲期に向けて、
『働き方改革』を図る為、
使い勝手の良いコンテナ運搬カート【CC2】
調達を決断しました。
機能性改善/コスト削減の観点から、
【CC2】を参考に、コンテナ運搬カートを
必要園地分【3機体】の自主製作をしました。
製作に至った経緯/製作3機体ならびに設計図を以下にご紹介します。
当園の梅収穫繁忙期には、
1日コンテナ収獲量が2tを超えます。
収獲コンテナ【100杯超】の積み下ろし改善が
作業軽減が『働き方改革』につながります。
一部傾斜園地には、
『モノラック』設置で運搬活用していますが、
小規模園地を多数所有する当園では、
『コンテナ運搬カート』を複数園地で活用しています。
今までは、
2コンテナ仕様一輪車【CC3-2】や、
自主製作したソリを
主力機種として利用していました。
2018年産収獲繁忙期に借用して
2コンテナ仕様カート【CC2】を初利用しました。
非常に使い勝手良く、当園でも活用したい…
と決断するキッカケとなっています。
当園の梅園地で、
『コンテナ運搬カート【CC2】』利用の
必要園地は3園地。
カート重量を考慮すると、
園地持ち回りするのは困難であり、
3機体の製造が必要である決断に至りました
市販品である『昭和ブリッジ製CC2』の
希望小売価格は、¥31,000
タイヤは【チューブ式】であるため、
スポット期間利用の際には、
タイヤの空気確認が必要と聞きます
◆3機体購入時の必要コスト
◆スポット期間利用のメンテナンス性
の2点を考慮して、
◆ノンパンクタイヤが、安価でネット調達可能
◆スペーシアパイプを利用した工作経験がある
そんな理由から、自主製作を決断しました
『壱号機』は、
愛車『アクティトラック』カラーを意識し、
◆車体フレーム:グリーン
◆タイヤカラー:オレンジ
市販カート【CC2】ベースで製作しました
手探りしつつ組み上げた結果、
不要パーツ有&フレームがやや大きいため
不要な【重量アップ】を感じています
出来上がったモノのイメージが、
『タイムボカン』に登場するバッタ型マシーン
『ドタバッタン』に似ていると感じたので、
壱号機を『ドタバッタン』と名付けました
そんな流れから、
3機体の色合いが決定しています
『弐号機』は、
タイムボカンに登場するカブトムシ型マシーン
『メカブトン』を意識して製作しました
◆車体フレーム:ブルー&ブラック
◆タイヤカラー:イエロー【ノンパンク】
運搬する園地は、
平坦園であっても凸凹がある事を考慮し、
車高を上げる目的で【一輪車サイズタイヤ】を
使用することにしました
フレーム重量の軽量化も意識して、
フレームサイズを最小限に抑えつつ、
汚れやすい下部分は、
【ブラック】のパイプ&パーツを活用
壱号機の【課題】に対して改善を図りながら、
弐号機を製作しました
一輪車サイズタイヤに変更したことで
操作性向上に繋がっていると実感しました
『参号機』は、
タイムボカンに登場するクワガタ型マシーン
『クワガッタン』を意識して製作しました
◆車体フレーム:レッド&ブラック
◆タイヤカラー:ブラック
一輪車サイズの特許タイヤ『ハートタイヤ』
を利用して製作しています
安定走行/悪路走行性/旋回安定etc.を
考慮されたデザインのノンパンクタイヤです
『弐号機』よりも、使用パーツを抑えた
製造コスト安も考慮して製作しています
今回、連続して3機体を製造したことで
『初号機』より【課題】を見出しつつ
【改善】を図りながら、『弐号機/参号機』と
製作してきました
将来的な【資産】になれば…と考え、
手書き設計図を、PowerPointに再作成して
情報開示できる文書データを作成しました
上【初号機設計図】< 下【参号機設計図】
で、オススメできる設計図となっています
情報開示していますので、
興味を持たれた方は、ご利用下さい
タイヤ&車軸部分の組み上げ方法については、
下【設計図】のリンク先の
facebookページで詳細説明しています
『タイムボカンカート』は、
自宅保管していた【パイプ&ジョイントパーツ】も活用して製作しています。
そのため、確定製作費用として提示するのが難しい状況です。
3機体製作の合計資材費は、約48,000円。
所有部品を仮に購入した想定し、加算しても、合計51,000円迄に収まる感じです。
1台製作費は、【約17,000円】となり、市販価格の【約55%】と算出提示できます。