2005年に当園で誕生した紫宝梅『ミスなでしこⓇ』。
2010年の『商標登録』を受け、現在に至っています。
それまでの『商標登録』申請経緯
和歌山県で開催された『知財のミカタ』参加を通じて
得た『地域団体商標』/『GI登録』への適用
『ミスなでしこⓇ』商標権の【権利移譲】について
2018年2月の【知的財産権】状況を以下にご紹介しています。
壱. 『ミスなでしこ』商標登録状況
2005年に当園で誕生した梅は、
2010年に『ミスなでしこⓇ』の名で
31類【32E01】:梅の果実 の
【商標登録】に至っています。
その当時、各種関係機関のご協力を得て、
先代『那須義昭』名義にて申請承認されてます。
10年間で更新手続きが必要となり、
2020年4月が【存続期間満了日】となっています。
2012年、六次産業への取り組みの一環を踏まえ
『ミスなでしこⓇ』を原料とする加工品
32類:梅果汁入り飲料
33類:梅酒
の2類を【追加申請】して承認されています。
5年契機での【分納】申請としており、
後期分納【2017年】の際に、
32類:梅果汁入り飲料【登録更新】
33類:梅酒 【登録抹消】
と、手続き作業【自分自身】で実施しています。
弐. 『知財のミカタ』を経て
2/5【月】和歌山市で開催される
『農林水産のプロモーションセミナー』に
参加してきました。
併設開催される『臨時相談会』で、
当園も【個別相談】いただいてます。
『ミスなでしこⓇ』の名前は、
三栖【みす】地区で誕生という意味合いも込めた
『ミス』が入っている名称で、
【商標登録】承認された【稀なケース】かと
感じています。
三栖産『ミスなでしこⓇ』として、
将来的に生産量が増えた場合でも、
【高付加価値】を維持できる展開となるように
専門家からのアドバイスを通じて、
進むべき道を見いだす事ができれば…
と考えています。
個別相談にあたり、
『ミスなでしこⓇ』を取り巻く補足説明資料として
色に特徴ある紀南栽培4種の梅【比較表】を製作し
プロモーション戦略に挑んでいます。
参. 地域団体商標/GI登録の適性
今回の『知財のミカタ』では、
知的財産の新たな申請方法として、
『地域団体商標』と『地理的表示【GI】』について
紹介されました。
『三栖産』で登録し【地域資産】とできないかと考え、
『ミスなでしこⓇ』への適性をみましたが、
それぞれに色んな障害があり【不可能】そうです…。
①【団体申請】の必要がある
仮にJAより申請する場合、紀南全域でなく、
【三栖産】と絞って申請する事は厳しい
②【個人】としての強い申請要望があっても、
組織として申請要請をするには、組織内で承認を
何段階もする必要が出る
結果的に申請に至ることは難しい
③『GI登録』に至っては、要項的に申請対象外
【栽培25年以上経過】の条件から、
【2005年誕生】の『ミスなでしこⓇ』は不可能
両方の申請要項を拝見する限り、
団体申請では、いずれも『紀南産』で申請しないと
申請不可能な現状だと感じています。
『ミスなでしこⓇ』のブランド化を高めるには、
もっとスピーディーに実践できる【代替策】を見つけ
進めていく必要を強く感じました。
今後は、『和歌山県発明協会』の方へ、
相談していく事になりそうです。
四. 商標登録の【権利移譲】
【2010年】商標登録を取得した『ミスなでしこ®』
【2020年】の登録更新手続きを前に、
先代より【商標権譲渡】する運びとなりました。
『商標権移転』の申請作業を【自分】で執り行い、
覚えやすい【2/22:トリプル2】に
譲渡手続きを完了させて
特許庁への申請を郵送しています。
間もなく『特許庁管理データベース』上でも
『那須義昭【先代】』⇒『那須 誠』へと
更新されます。
譲り受けた【知的財産】を有効に活用し、
『ミスなでしこⓇ』を現状以上に
もっと飛躍させたい所存です。
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lxbfYeaa (日曜日, 08 5月 2022 00:21)
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lxbfYeaa (日曜日, 08 5月 2022 01:14)
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lxbfYeaa (日曜日, 08 5月 2022 04:17)
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lxbfYeaa (日曜日, 08 5月 2022 04:19)
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lxbfYeaa (日曜日, 08 5月 2022 04:38)
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