日本には、『お彼岸』という風習があります。
そんな『お彼岸』が近づくと
畦や野が『彼岸花』が咲き乱れ
【真っ赤】に染まる秋風景が広がります。
『彼岸花』の花ような
鮮やかな和色『赤色:あかいろ』を、
【秋色】と認定しました。
壱.『赤色』の雑学
『赤色』は、日本で古来より用いられてる色の1つ
『明【あけ・あか】』が語源と言われています。
世界中の言語で【血】/【火】の色として
呪術や魔除けの意味合いが込められてる色です。
基本的な色として【JIS規格】に指定されてますが、
【JIS規格】上では、『赤色』≓『red』となってます。
『赤色』は、
【太陽】や【火】から、活発でエネルギーを感じさせる
アクティブな色イメージがあります。
気分を高揚させ、闘争心を駆り立てる効果があります。
五感の中で【視覚】と関係が深く、
目を引き、印象に残す効果が高いとされています。
一般的なイメージとしては、
【革命/活気/興奮/情熱/熱い/危険/争い/怒り』
etc.があげられます。
弐.『彼岸花』の雑学
日本の秋を飾る代表的な花として、
『彼岸花:ヒガンバナ』は親しまれています。
ユリ科の多年草球根植物で、『リコリス』/
『曼珠沙華:マンジュシャゲ』とも呼ばれます。
人里の【畦】や【墓地】に多く見られるのは、
人為的に植えられたから…といわれています。
現在では、日本に広く繁殖していますが、
元々は中国から稲作伝来の際に広まった
【帰化植物】といわれています。
球根に【毒性】を持っており、
【ネズミ/虫/モグラ】の忌避目的で、
畦や墓地に植えられたのでは…という説が有力です。
◆花と葉が一緒に出ない事
◆彼岸期間を中心に花を咲かせる事
から『彼岸花』の和名になったと言われてます。
【毒性】/【花と葉が一緒でない】特徴から、
◆花を家に持ち帰ると火事になる
◆彼岸花を摘むと死人が出る
といった、死や不吉な印象が高い花です。
『死人花/地獄花/幽霊花/痺れ花/狐花』etc.…
日本各地で別名が1,000以上あるともいわれてます。
出典:Wikipediaより抜粋
参. 『お彼岸』の雑学
『お彼岸』とは、日本独自の法要文化です。
春分の日/秋分の日を【中日】として、前後3日間を含む
7日間を『彼岸期間』といわれます。
春彼岸【3月】:彼岸/春彼岸
秋彼岸【9月】:のちの彼岸/秋彼岸
お彼岸は『日願』ともいわれます。
春の種まき/秋の収穫と結びついて、
自然に対する感謝や祈りが、『ご先祖さまに感謝する気持ち』
に繋がって大切な行事になった…といわれてます。
【彼岸の中日】である『春分』/『秋分』の祝日には、
◆春分の日:自然をたたえ、生物を慈しむ日
◆秋分の日:祖先をうやまい、亡くなった人をしのぶ日
という趣旨も影響している…と感じています。
『暑さ寒さも彼岸まで』という
【日本の慣用句】があります。
「冬の寒さは【春分】まで、夏の暑さは【秋分】までには
和らぎ、凌ぎやすくなる」という意味合いです。
「辛いこともいずれ時期が来れば和らいで楽になる」
という【ことわざ】としても利用されます。
※出典:Wikipedia より抜粋
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lxbfYeaa (日曜日, 08 5月 2022 03:31)
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lxbfYeaa (日曜日, 08 5月 2022 03:33)
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