米や麦と並ぶ主要穀物のひとつで、
青果用や加工用など、多くの種類に分類される
なじみある作物が『とうもろこし』です。
春植えしたモノは、夏に実を結びます。
『夏祭り』の出店屋台の代表食材として、
イメージが強い作物です。
『とうもろこし』の【実】の色である【温かみのある浅い黄色】は、
和色では『玉蜀黍色:とうもろこしいろ』と表現されています。
そんな、和色『玉蜀黍色』を、【夏色】と認定しました。
壱.『玉蜀黍色』の雑学
『玉蜀黍色:とうもろこし色』とは、
とうもろこしの実の色のような温かみのある浅い黄色
を表す和色です。
別名「もろこしいろ」とも呼ばれます。
江戸中期の風俗誌によれば、
安永~天明【1772~1789】頃に、流行したようです。
弐. 『とうもろこし』にまつわる雑学
『とうもろこし』は、イネ科の一年生植物
【世界三大穀物】の一角である『とうもろこし』は、
デンプン(コーンスターチ)/油/バイオエタノールの原料
としても重要視されています。
茎の高さは2m程度で、雌雄同株の『とうもろこし』
夏になると、
茎頂部分に雄花穂/茎の中ほどに雌花穂をつけます。
絹糸を、総(ふさ)のように出して受粉交配します。
『とうもろこし』の名は、
日本に『とうもろこし』が伝えられた際、
中国から渡来していた「モロコシ」という植物に似ていた
ので、「唐のモロコシ」という意味合いから、
『トウモロコシ』の由来と言われています。
和歌山県南部では、『とうもろこし』というより
『なんば』という呼び名の方が、なじみが深いです。
日本各地で様々な呼び名があり、【100】を超えると
言われてます。
代表的な呼び名:とうきび/もろこし/きみ etc.
※出典:Wikipediaより抜粋
参. 『とうもろこし』の目利き
『とうもろこし』は、新鮮なモノほど美味しい…
と言われています。
新鮮な『とうもろこし』の目利き方法について、
以下にご紹介します。
◆皮付きのモノは、皮の緑色が濃く鮮やかなものほど新鮮
◆ひげが褐色のモノは、受粉している証拠
◆ひげは、1本1本が粒1つ1つに繋がっているので、
ひげ数は実の粒数と比例するので、多い方が充実している
◆軸の切り口がみずみずしい
◆持った時に重みを感じる
一般に流通している『とうもろこし』は、
『スイートコーン』と呼ばれる【甘味種】です。
最近では、生食できる品種も開発されています。
白粒種もあり、非常に人気があります。
昨年、当園でも『とうもろこし』栽培に
取り組んでみました。
7色の粒が珍しい『ジュエリーコーン』です。
20粒から20本の果実を収穫したので、
本年に種となるモノをたくさん所有しています。
将来的に、【食用】目的でなく【装飾用】として
販売してみようか…と考えています。
2016年は、『ピュアホワイト』の栽培にも
着手してみる予定です。
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lxbfYeaa (日曜日, 08 5月 2022 03:28)
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lxbfYeaa (日曜日, 08 5月 2022 03:30)
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