当園で生産する紫宝梅『ミスなでしこⓇ』の、
2016収獲スタートが、【6/1:水】に確定しました!
本年産も、提携取引先さまを中心に出荷して、
全国各地のお客さまの元へ届いたら…と感じています。
【生産量予想推移表】/【着果推移表】を中心に
紫宝梅『ミスなでしこⓇ』の近況をご報告します。
壱. 着果率推移表【5.8:最終】
『Base N』に植栽してる『ミスなでしこⓇ』原木を
中心に標本木を設定し、品種特性を確認するため、
同園に植栽してる【南高梅】/【パープルクィーン】も
標本木設定して、着果率推移を確認しています。
5月上旬に、【最終】着果数調査を実施しました。
前回測定より約1ヶ月の期間で、
【南高梅】の生理落果が顕著にでてる事が確認できます。
先月まで『ミスなでしこⓇ』と『南高梅』の2系統が、
ほぼ同じような【着果率推移】を見せてました。
今回、『南高梅』の生理落果により、
着果率としては『ミスなでしこⓇ』が最高位となりました。
着果量が多く、実太り鈍化が気になってる状況です。
今回の着果数測定を下に、
『ミスなでしこⓇ』2016生産予想量を見直しました。
先月予想した生産量より、【やや多め】に感じる状況です。
弐. 2016生産予想量【5/14】
【5/8】に測定した『ミスなでしこⓇ』果実サイズと、
【着果率推移】状況を考慮して、
『ミスなでしこⓇ』植栽園地毎の2016生産量を、改めて
予想してみました。
『ミスなでしこⓇ』の品質向上を図る為に実施してる
【色悪系統】の抜根・伐採の影響もあり、
以前に生産主力園地だった場所の生産量が【半減】してる
状況です。
新植園地については、
着果状況確認をした感じでは、本年は良好な状況で
【自然増】が見込めます。
本来、【自然増】の際の予想量は、
【昨年比:倍増(20割)】と考えますが、本年については
果実の【実太り状況】が芳しくなく、例年と比べて
【小玉傾向】だと感じられます。
以上の点を考慮して、
園地別生産量を予想した結果、『昨年比:同量【10割】』
と見直しています。
【実太り状況】により、着果量が大きく左右するので、
収穫スタートする【6/1:水】までに、
充分な果実肥大する事を期待したい…と考えています。
『ミスなでしこⓇ』の2016生育状況は、
特別【早熟傾向】ではなく、【例年同様】と感じています。
提携取引先さまより、発送期日指定を受けております。
【やや早め】収穫スタートだと感じています。
参. ミスなでしこⓇ 着色状況【5/13】
当園生産の紫宝梅『ミスなでしこⓇ』は、
着色が良好な系統に抜粋して栽培しています。
◆主力となる【2系統】
◆品種登録申請してる【ミスなでしこⓇGT】
◆新規開発して経過観察してる系統
etc.が植栽されている状況です。
写真は、主力となる【2系統】のモノです。
◆系統A
着果及び着色状況が良好な状況
現在果実に艶がない状況で、収穫直前に艶感増す
果実サイズは、例年よりかなり小玉傾向
系統B
着果は例年並み/着色度は、系統Aより劣る
系統特性として、既に艶感が出てきている
果実生育は、系統Aより【やや遅い目】
果実サイズは、例年と同等な状況
コメントをお書きください
lxbfYeaa (日曜日, 08 5月 2022 03:22)
1
lxbfYeaa (日曜日, 08 5月 2022 03:24)
1