葉芽の発芽が進んでいます。
それに伴い、幼果の成長と共に
【生理落果】も始まってるように感じます。
梅の【生理落果】は、収穫までに大きく2回訪れる
と言われています。
先日、【1次生理落果期】の定期着果数調査を実施しました。
【ガク落ち】して顔を出した【幼果】の着果状況を確認し、
『第1期作柄予想【4/6】』をしています。
定期着果調査を基に制作した【着果率推移】から、『2016梅作柄【1次生理落果期】』を、
個人的見解で予想して、以下に記してます。
壱. 開花期間から作柄考察
2016年の梅開花期の気象情報を基にして、
ミツバチの訪花活動による【花粉交配度】を推測しています。
【ガク落ち期】を終えて、着果している【幼果】を確認して感じた事は、
◆2月11~14日頃に、満開期を迎えてた花
◆3月上旬に満開期を迎えてた花
以上の2つに当てはまるモノは、着果している…と感じています。
特に、【遅花】と呼ばれる3月上旬頃に満開を迎えてた花の【着果】が、
良好な状況であると感じています。
3月上旬に【花粉交配度】の高い日が続いてることが裏付けされてる…
と感じています。
そのため、当初より予想されてた【凶作傾向】の作柄状況ではなく、
【昨年並み】/【平年よりやや低い】作柄傾向なのでは…と感じています。
※上の【交配表】をクリックすると、詳細説明してる【ブログ記事】にジャンプします
弐. 着果率推移表【1次生理落果期】
開花時期の【立春:2/4】に、
着果率推移の対象樹を設定し、花芽数を計測してます。
【穀雨:4/20】を迎えるにあたり
【1次生理落果期】の園地巡回による作柄調査をしました。
着果数測定を基に、着果率推移をグラフ化しています。
次回『2次生理落果期【小満:5/20頃】』に、最終調査を予定しています。
【南高梅】の作柄傾向
◆大きな【1次生理落果】を感じない
数日後に【大きく生理落果】も考えられる
◆当園の作柄傾向としては、
【昨年比:同等程度の作柄】100%程度
【平年比:8割程度の作柄】75~80%程度
【小梅】の作柄傾向
◆【1次生理落果】が進んでいる
◆当園の作柄傾向としては、
【昨年比:3割増の作柄 】130%程度
【平年比:8割程度の作柄】75~80%程度
※ガク落ち後【豊作傾向】に感じた着果量は、
【1次生理落果】して、少なく感じます。
昨年比大幅増の理由は、
昨年【カイガラムシ】の影響があった昨年より
本年は大きく回復してる状況の為
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lxbfYeaa (土曜日, 07 5月 2022 22:02)
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lxbfYeaa (土曜日, 07 5月 2022 22:04)
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lxbfYeaa (日曜日, 08 5月 2022 03:18)
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lxbfYeaa (日曜日, 08 5月 2022 03:20)
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