4月中旬~5月上旬にかけて、
街路樹etc.の新緑の中に、【赤紫色】を中心とした
綺麗な花色と新緑の風景が確認できます。
その花の名は、
『ツツジ』/『サツキ』です。
漢字では『躑躅:つつじ』と難しい記載です。
観賞用として、街路樹/寺院/公園etc.と
様々な場に植栽され、4月中旬から、日本の春を彩る花木です。
そんな『躑躅:つつじ』は、春の季語になります。
躑躅の花の色は多種に渡りますが、和色では赤紫系の色を『躑躅色』と表現されています。
そんな、躑躅の花色を表す和色『躑躅色』を、【春色】と認定しました。
壱.『躑躅色』の雑学
『躑躅:つつじ』の実際の花色は、
赤/ピンク/黄色/白etc.と様々ありますが、
和色『躑躅色』の色合いは、鮮やかな赤紫色を指します。
そんな和色『躑躅色』は、
『万葉集』にも名前がみられる、古くからの伝統色です。
『躑躅色』は、英字表記で
『azalea:アゼリア』と表記されます。
弐. 『躑躅』にまつわる雑学
躑躅【つつじ】とは、つつじ科の植物で、
つつじ属の総称です。
主にアジアに広く分布しており、
日本では、つつじ属の植物を
【ツツジ/サツキ/シャクナゲ】と分けて呼ぶ習慣がある。
西洋には、アジアから常緑系のツツジが持ち込まれ、
園芸化されて【アゼリア】』の名で親しまれています。
【つつじ】の語源については、諸説あります。
◆花が『筒【つつ】』状になっていることから
◆花が次々に連なり咲く様子『続き【つづき】』から
【つつじ】の花言葉は、
全般的 :「節度」「慎み」
赤ツツジ:「恋の喜び」
白ツツジ:「初恋」 になります。
【つつじ】の漢字【躑躅】の由来は、
中国で、羊が【ツツジの花】を食べた後に、
躑躅【悶絶し、足をバタバタつかせうずくまる】した事から
【躑躅】の漢字があてられた…と言われています。
【つつじ】系統の『レンゲツツジ』には
毒性が有り、近くで匂いを嗅ぐと、
【呼吸困難やけいれん等を引き起こす】可能性があるので
注意が必要です。
参. 躑躅スポット【@だるま寺】
当園のとなり町【上富田町】には、
管理されてる【つつじスポット】があります。
回遊式の庭園は、
【つつじ/シャクナゲ】を中心に、四季折々を
楽しませてくれます。
興禅寺には、
昭和48年建立の【白いだるま座像】があり、
通称『だるま寺』と呼ばれてます。
近西国観音霊場の【第十五番札所】として
登録されています。
『だるま寺』の詳細について、
ホームページのリンク先をご紹介します。
http://www.darumadera.net/
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lxbfYeaa (日曜日, 08 5月 2022 03:17)
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lxbfYeaa (日曜日, 08 5月 2022 03:19)
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