3月5日【土】に、
ミツバチの訪花活動による梅の花粉交配目的で
設置されていた【ミツバチの巣箱】が
撤収されました。
梅の開花満開状況【2016】は、
昨年比で【約10日程度早い】傾向です。
ですが、【咲き終わり】が特別早かったワケではなく、
例年通りの【開花終わり】だったように感じます。
【長い開花期間】だったのでは…と感じています。
本年、主要梅園地の開花状況確認を、
毎週【定期確認】してみよう…と、園地巡回に努めています。
最終確認として【3/8】に、園地巡回【3rd】を実施しました。
また、開花前【立春:2/4】に、対象樹の花芽数計測を実施し、
【啓蟄:3/4】に定期計測を実施しています。
上記2点の情報を基に『2016年梅作柄』を、
個人的な見解で予想して、以下に記しています。
壱. 開花期間中交配状況表
3年前より、実施している気象情報を基にして、
ミツバチの訪花活動による【交配度】を推測しています。
2016年気象情報からすると、【満開期】突入前後の【2/11or14】の
ミツバチの訪花活動具合が、交配度合いを左右してる…と感じています。
満開期に突入してる有無は、園地や植栽樹の樹勢etc.によって異なります。
2月上旬より早期開花してる園地の作柄に、期待できそう…と感じています。
逆に、2/14以降に開花してる園地については、
2月末日まで、交配最適な気候が訪れていないため、やや厳しい状況かも…
といったのが、個人的な見解です。
3月に突入して、連日【交配最適日】が続いています。
開花が特に遅い【山間地区】の作柄は、イイ傾向なのかも…と思ってます。
弐. 主要園地の開花状況
主要園地別に、【ほころび:開花】と【こぼれ:散り】状況を、
『5段階+0表示』で数値化しています。
平均数値は、
『【開花状況数値×植栽本数】の各園地数値合計÷植栽本数』
にて算出しています。
3/8【火】現在の
ほころび状況:【5.0】:全部開花
こぼれ状況 :【4.5】:ほぼ開花終わり
開花期間が長い分、開花が早いモノについては、
花芽の【ガク落ち】も進み、新芽も見えてきています。
既に、防除シーズンに突入してる…と感じています。
参. 着果率推移表【花落ち期】
開花時期の【立春:2/4】に、
着果率推移の対象樹を設定し、花芽数を計測してます。
花落ち期【啓蟄:3/4】の数量計測を実施しました。
今回【花落ち期】の傾向としては、
【南高梅】の着果数は、
例年より早期開花した花芽の生育が進んでおり、
例年より少ない傾向…だと感じています。
現時点では、豊凶予想は難しい…状況です。
【小梅】の着果数は、
幼木から成木へと生育期が進んでおり、
昨年の【かいがら病】の影響も少なくなっており、
イイ感じの着果傾向だと感じています。
着果率推移は、ガク落ち期【春分:3/21】頃の
定期測定で作柄傾向が見えてくると思ってます。
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lxbfYeaa (日曜日, 08 5月 2022 03:02)
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