2016年の梅の開花状況も、
終盤を迎え、あと僅かで概ね終了…だと
感じてる状況です。
前回は、
2月1~15日【2月前半】の期間内を、
JA紀南の気象データ【三栖支所】を利用して、
平均気温・平均風速・降雨量・日射量のデータを基に、
ミツバチ訪花状況予想を立てています。
2月13~14日頃に満開期を迎えた本年、
2月後半【2月16~29日】のミツバチの訪花活動が
本年の作柄に大きく影響するモノと考えています。
ミツバチ訪花状況を個人予想したので、以下に記します。
壱. 三栖地区気象【'16.2月後半】
梅の花が【満開期】を迎えた状況で、
2月後半を迎えています。
梅の開花期間には、
花粉交配促進に利用されてるミツバチです。
一般的にミツバチの活動は、
壱. 訪花適温は、気温18~25℃
弐. 活動は、太陽光がある時間帯のみ
夜間の訪花活動はしない
参. 薄暗い曇天や、雨天時には
訪花活動が鈍くなる
とされています。
以上の条件から、
2月後半のミツバチ訪花活動最盛日は、
2月19日と28~29日を
【後半3days】と定めて、
更に検証を図ってます。
弐. 2月【後半3days】データ抜粋
2月後半の気象データから、
ミツバチの訪花活動が活発だったと想定する
2/19&28~29日の3日間を
【後半3days】と名付けました。
ミツバチの活動時間帯は、
太陽光のある時間帯であるようです。
そのため、【8時~16時】を活動時間帯と
定義して、JA気象データ【三栖地区】より、
4つの気象データを抜粋してます。
訪花活動最適条件を個人的に設けてます。
・平均気温:【14.5℃以上】
・平均風速:【2.5m/s以下】
・降雨量 :【0】
・日射量 :【0.5以上】
それぞれの気象条件を
クリアした日時データ:黒字
未クリアの日時データ:青字
で表記しています。
【2/19】は、
ギリギリ訪花活動に適した程度の気象
交配にギリギリ適する時間帯は、
【12時~14時】の時間帯 な状況
【2/28】は、
10時以降に安定した気象状況
交配にギリギリ適する時間帯は、
【10時~15時】の時間帯 な状況
【13時~15時】の3時間が、
2月後半を通じて、1番最適な時間帯と想定
【2/29】は、
午後より冬型気候に移行する中で、
交配に適する時間帯は、
【9時~12時】の時間帯 な状況
午前中の時間帯は、
2月期間でも充分に最適時間帯と感じる
そんな見解だと感じています。
参. 本年の作柄予想
2/18発行の
『平成28年度 紀南の梅産地情報』では、
2016年の【開花日&満開日】が
記載されてます
2月後半のミツバチの訪花活動は、
全体的な満開期に上手くできていない…
そんな感じがしています
14日以降に開花した樹は、
実質【2/19】の最適時間帯のみで、
【2/28~29】時期に
花粉交配できる状況なのか…
が【キーポイント】だと感じてます
3月に入り、
最後の【寒の戻り】が訪れる予想です
次の訪花活動最適日が訪れる頃には、
概ね【散り終わり】してると感じています
全体的な【満開期】にイイ気象が少ない…
・早期開花【2/12頃満開】した樹
・極端に遅くて3月以降に満開期を迎える樹
そんな園地が、収獲的に安定するのでは…
と個人予想しています。
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lxbfYeaa (日曜日, 08 5月 2022)
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lxbfYeaa (日曜日, 08 5月 2022 02:53)
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