2016年の梅開花状況は、
例年と比較して、【やや早め】だと感じています。
JA紀南生産者組織で、
交配用ミツバチ巣箱を設置したのが、1月28日。
【開花始め】した2月1日以降、
JA紀南の気象データ【三栖支所】を利用して、
平均気温・平均風速・降雨量・日射量のデータを基に、
ミツバチ訪花状況予想を立てています。
2月の前半を終え、
早期開花の樹は【散り始め】/遅め開花の樹は【満開期】
を迎えている状況です。
2月1~15日の気象データを基に、
ミツバチ訪花状況を個人予想したので、以下に記します。
壱. 三栖地区気象データ【2016.2】
2月4日に【立春】を迎え、
早期開花の樹は【満開期】となってます。
梅の開花期間には、
花粉交配促進に利用されてるミツバチです。
一般的にミツバチの活動は、
壱. 訪花適温は、気温18~25℃
弐. 活動は、太陽光がある時間帯のみ
夜間の訪花活動はしない
参. 薄暗い曇天や、雨天時には
訪花活動が鈍くなる
とされています。
以上の条件から、
ミツバチの訪花活動最盛日は、
2月12~14日の【3days】と定めて、
更に検証を図ってます。
弐. 3days気象データ抜粋
2月前半の気象データから、
ミツバチの訪花活動が活発だったと
想定してる2/12~14日の3日間を
【3days】と名付けました。
ミツバチの活動時間帯が、
太陽光のある時間帯である事から、
【8時~16時】を活動時間帯と定義しました。
JA気象データ【三栖地区】より、
4つの気象データを抜粋して、
訪花活動最適条件を個人的に設けてます。
・平均気温:【15℃以上】
・平均風速:【3.0m/s以下】
・降雨量 :【0】
・日射量 :【0.5以上】
それぞれの気象条件を
クリアした日時データ:黒字
未クリアの日時データ:青字
で表記しています。
【2/12】は、
冬型気候が緩み始めた気象状況
交配に適する時間帯は、
【10時~14時】の時間帯 な状況
【2/13】は、
1日通じて高温でしたが、
10時以降に連続した降雨
1日通じて日射量が少ない状況
実質【1日訪花活動できてない】状況
【2/14】は、
雨が上がり、昼前【11時頃】より
晴れ間が見えてる
ただ、夕方より再び冬型気候に戻りはじめ
風速が強く、気温の下降も確認できる
【9時~14時】の時間帯は最適条件
そんな見解だと感じています。
参. 本年の作柄予想
1/21発行の
『平成28年産 紀南の梅産地情報』では、
1月の着果調査情報が提示されています。
主力となる『南高梅』の着果状況は
前年比:89%/平年比:93%
の内容で提示されてます。
早期開花の樹は、【3days】の天気以降、
一部【散り始め】が始まってます
遅い開花の樹は、14日以降
ようやく【満開期】を迎えはじめてます
実質、12日【10~14時】
14日【 9~14時】の時間帯に、
ミツバチの訪花活動がどの程度されたか…
巣箱に近い周辺のみ訪花してるか? or
広範囲にわたり訪花活動してるか?
まだ交配結果を予想するのは難しい…です。
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lxbfYeaa (日曜日, 08 5月 2022 02:39)
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lxbfYeaa (日曜日, 08 5月 2022 02:41)
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