確定申告作業と並行して、
各農産物の【収穫・出荷・収入情報】の
取りまとめ&分析を進めています。
『ミスなでしこⓇ』の【2015年】生産量は、
粗悪系統の【間伐・抜根】の実施による植栽本数の減少と、
作柄【不作傾向】の2点が影響して、
【2014年】とほぼ同量の、【1,294㎏】となりました。
壱. ミスなでしこⓇ 出荷割合
当園で収穫された『ミスなでしこⓇ』は、
数社との【相対取引】により、出荷数量を契約し、
計画出荷する体制を取っています。
一部【個人注文】による出荷対応をしてますが、
青果出荷の90%を【相対取引】で対応しています。
出荷については、
【2015年】に制作した【専用段ボール:10㎏】を
利用して、直接出荷対応しています。
出荷規格についても、
当園オリジナルの着色基準を設けて、
着色基準に満たない果実は、
【廃棄処分:約15%】にて、対応しています。
キズが大きな【格外品】や、極端に小さい【小玉品】を
加工原料【7%】としています。
【洗浄&自然乾燥】した後、【計量・冷凍保管】して、
加工商品の充填スケジュールを計画し、利用しています。
弐. サイズ分布表【H27】
【2015年】の『ミスなでしこⓇ』は、
作柄が【不作傾向】であった事が影響してか、
通常より【1サイズ大きめ】のサイズ分布となっています。
本来の主力サイズは、【M~S】で、全体の半数以上を占めます。
【2015年】は、【L】と【M~S】の数量がほぼ同数であった為、
サイズに応じて、出荷先を振り分ける対応をしています。
【2S】サイズは、本来【加工利用】するのですが、
契約数量不足の兼ね合いから、一部【青果出荷】対応しています。
通常作柄の場合、比較的多くなる【2S】サイズの青果出荷体制を
確立していく必要性を感じています。
また、当園が委託製造による【加工】については、
800kg前後が適量であると考えています。
今後の、【加工】対象果実の増量を想定して、
【青果出荷】や、【加工メーカー】との直接取引の確立を
目指す必要性を強く感じています。
参. 収穫配分表【H27】
【2014年】までの『ミスなでしこⓇ』は、
早期収穫を図る為【2007年】に実施した【高接ぎ園地】の
収穫が大半を占める収穫割合でした。
【2011年】に【新植】した園地が、
ようやく【幼木⇒成木】へと近づいて、収穫量が徐々に
増大してきてる状況です。
【高接ぎ】の【間伐】を進めてる事も相まって、
【2015年】は、【高接ぎ】と【新植】の収穫量が
ほぼ同数となっています。
【高接ぎ】の園地には、有力系統を【側植え】し、
【2018年】を目途に、【高接ぎ】の全伐採を進めています。
※詳しくは、『ほ)園地別植栽情報』を参照願います。
四. 2016年収穫にむけ
※上記グラフの、 【久平・出合・山田】は、高接ぎ園地 / それ以外は、新植園地
【2015年】も、【高接ぎ樹の間伐】を進めてます。
『山田』の【高接ぎ】樹は、0本に。
『久平』・『出合』についても、大きく【間伐】してる為、
対象園地の生産量が【大幅減少】すると想定されます。
【2016年】の作柄傾向と、各園地別の昨年収穫実績を
意識して、生産予想量の精度を高め、
【相対取引】による計画販売を実践する事で、
『ミスなでしこⓇ』の付加価値販売を実現するスキルを
高めたい…と考えています。
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lxbfYeaa (日曜日, 08 5月 2022 02:06)
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lxbfYeaa (日曜日, 08 5月 2022 02:07)
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